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「六義園」の見どころについて調べてみました。
六義園は、 柳沢吉保の文学的造詣の深さを反映した繊細で温和な日本庭園で、庭園は中之島を有する大泉水を樹林が取り囲み、紀州(現在の和歌山県)和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝の景観が八十八境として映し出されています。
六義園で、絶賛する見どころの第一は何といても「しだれ桜」ではないでしょうか。
六義園の正門を入ってすぐの内庭大門をくぐった瞬間、目の前に現れる巨大なしだれ桜の大木に見入ってしまいます。周囲に3本の若木を寄せ植えしてあるため、ボリューム感がハンパじゃなくすごいんです。
高さ13m、幅17mの堂々たる枝ぶりから、薄紅色の花を地につくほどに垂らすさまは、壮観そのものです。
4月上旬の満開時には、つい見とれて足が釘付けになってる人やらスケッチブックに熱心に写生してる人なども見受けられます。
そのしだれ桜の開花に合わせ、ライトアップを行っています。青空に映える花の色も優しげで風情がありますが、幻想的な光に包まれた夜桜の姿は、妖しくも神秘的で心が惹かれます。
テレビで、有名な華道家である仮屋崎さんが、「パワースポット」として紹介したぐらい、神秘のパワーを秘めているのかも知れません。
期間中は桜とともに、庭園内の各各所でもライトアップが行われ、別世界のようです。
回遊式築山泉水庭園の要諦をなすのが、中央の泉水に浮かぶこの中島で名前を「妹山(いもやま)・背山(せやま)」、または「妹背山(いもせやま)」と呼びます。
一般観覧者は中に入ることはできません。
妹山・背山・玉笹 【八十八境のうちの三境】
いもせ山中に生たる玉ささのひとよのへたてさもそつゆけき 妹と背の山の中に有る石なれは、中に生たるという言葉へたてと云言葉に縁をとり。
〔楽只堂年録第百八巻元禄十五年「六義園の記」より〕
中の島にある築山。古くは女性のことを妹(いも)、男性のことを背(せ)と呼び、この中の島は男女の間柄を表現しています。イザナギ、イザナミの故事にちなむ「せきれい石」もあります。
「ささかに」とはクモの古い呼び名で、老が峰の北側を通る樹幹の小道がクモの糸のように細いことから、そう名付けられました。この小道に限らず、園内の樹間の道をたどっていくと、吉保が訪ねた和歌の世界へと次第に誘われていくような気分です。
千鳥・白鴎・山陰・藤浪と名の付いた園内四箇所の土橋。土留めの瓦の隙間に生える夏草が、そこはかとない風情と醸し出しています。
シダレザクラを後にして中に入ると、眼前に池が広がります。この最初の池畔が、「出汐の湊」と呼ばれる展望の良い眺めの良いところです。
右手に中の島を、左手には蓬莱島が、そして対岸には吹上浜がみえます。
明治年間、岩崎氏の代に、つつじの古木材を用いて建てられたこの四阿(あずまや)は、幸いにも戦災を免れ、現代にその希少な姿を伝えています。11月下旬には、紅葉したモミジに囲まれ、見事な景観となります。 |